定年について   no comments

医師に定年はない

日本の企業の多くは定年制を取り入れており、一定の年齢に達すれば仕事を辞めなくてはなりません。
定年を迎えてしまった方はもうその企業で働くことはできなくなってしまいますから、再就職先を探すか、もしくは退職金で新たな人生を歩みだすことになります。

病院や研究施設で働く医師に定年制はあるのか、という話ですが、基本的に医師には定年制はありません。
自身で開業している場合などはいくつになっても医師として腕を奮うことができます。
ただし、これはあくまで開業医の話であり、勤務医だとそうはいきません。

勤務医の場合だと、勤めている病院側に定年が定められていることがあります。
そのため、決められた年齢に達すれば必然的にその病院、もしくは施設を辞めなくてはならないのです。

定年制に移行すべき

現在では医師にも定年制を導入すべきという声が上がっています。
確かに、医師というのは人の命をも左右する治療や手術を行う職業ですから、定年制を導入するという考えは至極まともな考えとも言えます。

どんなに自分はまだまだやれる、と思っていても、加齢と共に人間の判断力は失われていくものです。
これは、高齢者による交通事故の現状などからも理解できると思います。
人間は年齢を重ねるごとに判断力が鈍くなってしまい、またとっさの判断に体がついていかないこともあります。

頭では分かっていても体が動かなかったり、また指先が若い頃のような繊細な作業をできなくなったりもするのです。
医師の行う手術では、一瞬の判断ミスが命取りとなることもありますし、非常に繊細な技術を要する時も多々あります。

そうしたケースにおいて、判断力、技術力の低下した医師が処置を行うというのは患者にとって非常にリスクが高いと言えるのではないでしょうか。
上記のことを踏まえると医師の定年制というのは理にかなったことではないかと思います。

定年後も引く手あまた

勤務医に話を戻しますが、実際に定年を迎えて退職した医師の中には、まだまだ現役で頑張れるだけの力を持った医師は沢山います。
退職後どうすれば良いのか、ということですが、こうした定年退職後の医師を迎えてくれる職場は少なくありません。

また、非常勤として雇用してくれる病院も多々ありますし、アルバイトとして雇用してくれるところもあるでしょう。
医師の定年後についてはこちらにも書かれていますから、参考にしてみてください。
参考:http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q12112265587

例えば、老人ホームや介護施設でも退職後の医師を迎えていることがあります。
他にも様々な場所で医師は必要とされています。
定年を迎えたとしてもまだまだ実力のある医師は引く手あまたと言えるでしょう。