集中治療専門医   no comments

■集中治療に関するエキスパート
集中治療専門医という言葉はあまり馴染みがないかもしれません。
一定期間集中治療専従期間を有する臨床医のことを指し、集中治療に関する高度な知識と確かな技術を有し、尚且つ豊富な臨床経験を持っている医師のことを指します。

誰もが集中治療専門医となれるわけではなく、日本集中治療医学会が厳正なる書類審査を行ったうえ、筆記試験も行い、その双方に合格した医師にのみ集中治療専門医として名乗ることができるのです。
すなわち、名実共に集中治療に関するエキスパートであり、プロフェッショナルという認識で良いでしょう。

■受験資格の取得すら困難な職業
集中治療専門医となるのは簡単なことではなく、受験資格を満たすだけでも大変です。
医師免許を取得して五年以上経過しており、豊富な臨床経験者であることがまず求められ、更に集中治療に関する高度な学識と経験を有していることが必要となります。

申請した段階で、日本集中治療医学会会員の経歴が五年以上経過している医師であるということも条件に含まれています。
認定を受けている集中治療専門医研修施設や、それに準ずる施設において規則に定められただけの集中治療経験を持つことも必要とされています。

他にも様々な規定があり、それをクリアしないことには受験を受けることすらできません。
詳しく知りたい方はインターネット上に情報を開示しているサイトもありますからそちらで確認してみると良いでしょう。

■集中治療はハードな仕事
集中治療は、重篤な患者を集中的に治療する非常に重要な医療となります。
集中治療専門医となるための受験資格が非常にハードルが高いのも、その重要性を物語っています。
重症患者や重篤な患者の場合、些細な判断ミスが命の危機に直結することになりますから、高度な知識や医療技術、臨機応変な対応力を身に付けていることは必須となるのです。

重篤患者をあらゆる面から多角的に分析し、様々なアプローチを行い治療を進めていく集中治療専門医は、正に集中治療の専門家であり、他の医師とは一線を画します。
また、処置の確実性も求められ、一瞬たりとも気を抜くことができないシビアな世界の中で業務に携わっています。

命の危機に瀕した患者を救うことに全身全霊を捧げる集中治療専門医の活躍によって、救われている命は沢山あるのです。

非常に大変な仕事ですし、責任も重大な仕事であるのは理解頂けると思いますが、それ以上に遣り甲斐のある仕事でもあるでしょう。
集中治療室から無事退室する患者を目の当たりにするのは何よりも嬉しいことだと感じるのではないでしょうか。

医師として活躍しようと考えているのであれば、集中治療の専門家である集中治療専門医も視野に入れてみてはどうでしょうか。