総合内科専門医   no comments

認定制度による内科の専門医

「総合内科専門医」とは、一般社団法人日本内科学会が認定している内科の専門医のことです。
認定制度は毎年1回の試験によって行われており、過去の内科従事歴などをもとに受験する試験を選択します。

もともと「内科専門医」という名称で認定制度が行われていたのですが、近年家庭医療専門医や治療だけでなく予防医療などさまざまな分野に知識のある専門医が世間的に求められるようになったことから、名称も新たに「総合内科専門医」としてスタートしました。

認定を受けるための条件は複数あるのですが、主なものとして以前に「認定内科医」として認定を受けた人が所定の規模の病院で内科研修などを受けた人や、過去に内科分野を含む病歴要約20例以上を経験したということなどが挙げられます。

更にそれらの経験・経歴のある医師が日本内科学会の行う筆記試験に合格することでようやく名乗ることができる医師資格なので、取得は容易ではありません。

資格を取得するまでにはかなりの経験や学習が必要となりますが、取得をしたことによるメリットは非常に多大で、職場における権限も大きく転職時などに有利な条件を提示することができます。

通常の内科医とは異なる高度な医療にも携わることができるので、大規模病院や医療研究機関へ就職をする場合にはとても役に立ちます。

内科診療とともに特殊な治療にも関わる

総合内科専門医としての仕事は、病院内に勤務する場合には通常の内科医とそれほど大きな違いがあるというわけではありません。

外来で訪れる患者さんや入院中の患者さんに対して、内科医として適切な治療をしていくことになります。
しかし患者さんの中には非常に治療の難しい病気もありますので、そうした場合には総合内科専門医は積極的に最新の治療薬や新たな治療法を行っていく立場となります。

総合内科専門医として仕事をしていくときには、通常の内科医では気づかないような細かな変化に気づき、病気を発見する能力が求められます。

少ないヒントの中から内科として正しい診断をしていくことができるかどうかが総合内科専門医としてのスキルになりますので、認定を受けてからも常に医療の学習をしていく姿勢が求められてきます。

認定制度は他の診療科にもありますが、外科専門医のように難易度の高い手術をすることができるなどわかりやすい違いはあまりありません。

就職をする場合も「総合内科専門医」と特別な枠を作っている求人はそれほどなく、内科医として募集をしているところでより高いスキルを持っている人材として応募をしていくことになります。

能力をより高いレベルで生かしたいのであれば、日本内科学会認定の大学や病院に勤務するのがよいでしょう。