放射線専門医とは   no comments

■医療において欠かせない分野
医療の分野には様々な種類がありますが、その中でも異色なのが放射線科と呼ばれる診療科ではないでしょうか。
また、この放射線科という診療科について殆ど知識を持たない方や、医師の中にもどのような業務を行っているのかあまり知らないという方は少なくありません。

現在の医療に欠かすことのできない放射線科であるにも関わらず、その認知度は低いです。
では、放射線科とは一体どのような業務を行っているのか、ということですが、まず放射線科は大きく分けて放射線診断部門と放射線治療部門に分けることができます。

■レントゲン写真を撮影
放射線診断で最も有名なのはやはりレントゲン写真でしょう。
放射線診断では、レントゲン写真やCTスキャン画像、MRIで撮影されたそれぞれの画像を解析、診断しています。
内科などの医師は触診や血液検査で患者の状態を探りますが、放射線科の医師はこういった画像から状態を把握するのです。

放射線科専門医でも、放射線を用いて癌治療などを行う部門はある程度認知度も高いかもしれません。
しかし、放射線診断に関しては認知度も低く、また各診療科の診察の影に隠れがちです。
放射線科の仕事というのは表だってはいないものの確実に必要なものであり、縁の下力持ち的存在だと言えます。

実際の業務ですが、放射線診断の場合、撮影された画像を細かく解析し、それに対するレポートを書いています。
様々な医療機器で撮影された患者の画像を見て、あらゆる可能性を示唆したレポートを診療科の医師に返却し、各診療科の医師はそのレポートを基に患者へ現在の状況や治療方針などを説明するのです。

■データを分析する仕事
放射線科の仕事は、内科や外科のように直接患者とコミュニケーションをとったり、直接診察したりしないため、画像のみから全てを判断しなくてはなりません。
些細な疑問点も見逃さず、あらゆる可能性を多角的に分析するのが放射線科の仕事なのです。

医師の仕事は内科や外科が花形だと言われますが、放射線科も現在の医療においては決して外すことのできない重要なセクトであることには間違いありません。
非常にやりがいのある部門と言えるのではないでしょうか。

今現在医師を目指しているという方や、将来は医師になりたいという方、これから医師国家資格の取得に向けて動くという方は、この放射線科にも注目してみては如何でしょうか。
確かに内科や外科のような華やかさはないかもしれませんが、職人的な仕事をしたいという方には向いている仕事と言えるでしょう。

縁の下の力持ちとして医療に貢献したい、画像だけで疾患を判断するプロフェッショナルになりたいという方は是非放射線科についても調べてみると良いでしょう。