泌尿器科専門医   no comments

尿や排尿に関する病気を診療する専門医

「泌尿器科専門医」は、一般社団法人日本泌尿器科学会が主催する専門医認定制度です。
認定を受けるための条件は、医師免許を取得したのちに4年間以上の泌尿器科専門研修を修了しており、かつ必要な研修単位と手術件数を経験しているということです。

条件を満たしたのちに学会に認定の申請をし、試験を受験をして合格することで受けることができます。
ただし現在日本泌尿器科学会における認定制度は大幅な制度変更をしたばかりであり、認定方法について少々混乱が見られているようです。

これから泌尿器科医を目指し、かつ認定医を取得したいと考えている人は常に最新の試験情報をチェックしておいた方がよいと言えます。

泌尿器科という診療科は主に尿と性器に関する領域を外科的に担当する場所です。
他の診療科と比較して大きく異る点として、男性患者が大半を占めるということがあります。

正確には泌尿器科として診療する分野は腎臓や膀胱、前立腺、尿道といった内臓と、陰茎や精巣といった外科分野が含まれます。

訪れる患者さんにとっては大変デリケートな部分となるので、そういった場所を扱うという精神的なケアも泌尿器科専門医として求められます。

就職先は大病院にある泌尿器科だけでなく、泌尿器科クリニックもあります。
専門性を生かして開業をしている泌尿器科専門医も多く、長く続けていくことができる仕事と言えます。

クリニックでは自由診療も多く扱われます

あまり広く知られていませんが、泌尿器科は外科手術を伴う分野の中でもとりわけ高度な技術を使用する場所です。
これはやはり男性にとって非常にデリケートな部分の治療をするということから、精密性が求められるからでしょう。

その一例としてロボットを用いた腹腔鏡手術があります。
これは現在外科手術分野において急速に発達している分野ですが、2015年の時点でロボットを用いた手術を健康保険の適用範囲としていたのは泌尿器科における前立腺全摘除術のみでした。

他にも最先端の医療機器が数多く泌尿器科で導入をされており、大学病院や地域の基幹病院に勤務をする泌尿器科専門医は臨床経験を積む大きなチャンスに恵まれます。

医療関連施設だけでなく、一般のクリニックにおいても泌尿器科で用いられる医療機器はかなり高度です。
これは泌尿器科で扱われる分野は内科と外科という明確な境界がなく、幅広い医療技術が求められるからです。

クリニックでの施術として「ED治療」や「包茎治療」「パイプカット」といったようなものが代表的であり、さらに精力回復や男性のためのアンチエイジング対策といったことも行われます。

これらも医療施設での治療以上に高度化が進んでいる分野であり、高い専門性が求められます。